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手動式のコーヒー焙煎機について

写真は卵焼き器ではありません。
実はれっきとしたコーヒーの焙煎機なのです。
家で愛用しているのですが、手動式の焙煎機でコーヒーを煎ることがあります。
主にサンプル品などを試作品で焙煎する時に使っています。
熱源となるガスコンロさえあれば場所に関係なく使うことが出来ますので、小回りは効いて気に入っています。

手動式焙煎機の構造について

焙煎機の構造といってもそんなに難しいものではありません。
基本的には卵焼き器の底面部分が網目になっているような構造です。
蓋がついているので、焙煎中も豆が飛び出す心配なく振ることが出来ます。

いわゆる直火式の焙煎機の一種で、熱源から直接熱が伝わる仕組みですね。

手動式焙煎機の注意点

何と言っても大変なのが、煎り上がるのには20分近くの時間ひたすら振り続けなければいけません。
手を止めてしまうと焼きムラや焦げる原因になりますので、焙煎が均一になるように振り続けます。
文字で書くのは簡単なのですが、実際にやってみるとなかなか大変です。
3~4種類焙煎する時には結構疲れます。

実際に焙煎してみました

以前に知り合いの方からパプアニューギニアのブルーマウンテン種をサンプルでいただく機会がありましたので試飲用に焙煎してみました。
ブルーマウンテンといっても品種名で、日本で流通されているジャマイカ産のブルーマウンテンとはまた異なるものです。
(ブルボン種やティピカ種などと同じく、ブルーマウンテン種という品種名です)
余談になりますが、日本ではジャマイカ産のブルーマウンテンエリアで生産されたコーヒー以外は「ブルーマウンテン」という名前で販売することは表示上認められていませんので注意が必要です。

焙煎の2日後に試飲してみましたが、少し酸味のある味わいでジャマイカのブルーマウンテンとはまた異なるものですね。

新しい商品を開発する時にも活用しています

新しいブレンドコーヒーを作る際にはイメージする味になるまで、何度もテストを繰り返すことになります。
この手動式焙煎機は試作の際にも活躍します。
少ない容量で焙煎することが出来ますので、試作用で使うにもちょうどいいのです。
しかしテスト用とはいえ、焙煎の品質を一定にするためにもいつかはテストロースターを自宅用にも購入したいものです。

何度も試飲を重ねて作り上げたフローラル・モカブレンドですが、より改良したいとテストを繰り返していますが現行の味より改善したものを作ることが出来ません。
「花のような香り」をイメージした商品で今のままでも悪くは無いとは思うのですが、理想のものが出来上がるまで引き続きテストを続けたいと思います。