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コーヒーサンプル試飲の経過について

先日依頼していましたスペシャルティコーヒーのサンプルの生豆が届いたことをブログに書きました。
私自身楽しみにしていたコーヒー生豆なのですが、試飲した感想としては望んでいた味とは異なるものとなっており課題の残る結果となりました。

約10年ぶりに再挑戦したコーヒー豆なのですが、製品化に至るまではまだ時間がかかりそうです。

コーヒー豆試飲の感想

前提として私が望んでいた味はコーヒー豆の精選方法が非水洗式(ナチュラル)で作られており、個性的なフレーバーと濃厚な味わいのコーヒーを探していました。

10年近く前に今回のサンプルを飲んだ時にはもっと「尖った」印象を持つコーヒー豆だったのです。
あまりに個性的な味わいであったことから当時は製品化を断念した経緯があるのですが、その強い個性もスペシャルティコーヒーが認知されており特徴的なコーヒーも個性として理解されるようになった今であれば取扱いできるのではないかと考えたのです。


しかし実際に試飲した感想としては、悪くは無いのだけど昔飲んだ時ほどのインパクトが無いように思いました。
ペーパードリップとネルドリップの2つの飲み方で試してみましたが、悪くはありませんが、やはり尖った部分が少なくなっている印象です。
ネルドリップで入れるとよりまろやかに感じます。

美味しいのですが、想定していた味と違い焙煎方法を調整するなどして、再度チャレンジしてみます。

なぜ想定していた味と違っていたのでしょうか?

今回試飲したコーヒー豆は約10年前に実際にカップテストしたコーヒー豆と全く同じ農園で且つ同じ精選方法である非水洗式で作られたコーヒー生豆です。
しかし飲んだ感想としては似て非なるものという印象でした。

なぜ同一の条件であるにも関わらずこれだけ味覚面で異なる結果になったのでしょうか?

焙煎が適切でなかったという可能性もあります。
他には乾燥工程での発酵による違いが出ているのではないかと思っています。

以前にコーヒー豆の味わいと発酵の関係についてブログに書いたことがあります。
モカの一部やドミニカ プリンセサワイニーなどではコーヒーチェリーの乾燥工程で果肉がついたままで乾燥させていくという方法を取られています。
今回試飲しましたサンプルについても非水洗式のコーヒー豆で、以前に飲んだ時には非常に特徴的な風味がある一方で、少し失敗すると発酵臭となる可能性もありました。

【関連コラム】
コーヒー豆と発酵の美味しい関係

多くの場合発酵臭は欠点として判断されますので、それを避けるために乾燥工程の精度を高めていった結果として個性的な香りが少なくなったのかもしれません。
(あくまで推測ですが)
複数のロットサンプルをいただいていますので今しばらくテストを続けてみますが、もし味覚面で改善が難しければ残念ながら今回は製品化を見送ることになりそうです。