Slider

コーヒーと神戸の歴史について

コーヒーと神戸の歴史について

当店も所在地が兵庫県神戸市であることから、神戸とコーヒーの歴史について少し調べてみました。

神戸は昔から港町して存在しており、海外からの輸入貨物も神戸に輸入されてくることが多かったのです。

コーヒー豆が最初に輸入されたのは長崎県と言われていますが、1870年後半には長崎だけでなく、神戸や横浜などの港町を中心にコーヒーが飲まれていたそうです。

現在でも多くのコーヒー生豆が神戸港へ輸入されているのです。

少し話は逸れますが、コーヒー生豆は基本的にほとんどのものが航路(船)で運ばれてきます。
中には飛行機で運ばれている生豆も存在しているのですが、一度に運ぶことが出来る量が限られていることに加え費用的な事情もあり、ほぼ全ての生豆が船を使って運ばれてくるのです。

またコーヒー最大生産国のブラジルと神戸には深い関わりがあります。
1908年に多くの日本人がブラジルへ移住しコーヒー栽培に貢献なされましたが、その船が神戸発であったことから、神戸のメリケンパークにはブラジルを指さしている像が設置されています。

日本人のブラジル移住について

簡単に書きますと、当時不景気であった日本の労働者が新天地を求め、人手不足であったブラジルに移住しました。
1908年以降も何度か移住することとなりました。

日本人の真面目な働き方はブラジルのコーヒー産地でも定評だったようです。
ちなみにブラジル産スペシャルティコーヒーの有名人、フクダトミオさんも日系二世の方です。

日本発のコーヒー店

明治初期には日本で初めてのコーヒー豆ショップが神戸に誕生することになります。
現在でも日本茶のお店として有名な、神戸元町商店街にある「放香堂」さんがコーヒー豆の輸入と店内での販売を開始したことがコーヒーショップの始まりだそうです。

ちなみに初期のコーヒーの飲み方は今のようにペーパードリップが普及しているわけでもなく、「粉砕したコーヒーの粉にお湯を注ぎ撹拌し、上澄み液を飲む」というコーヒーの生産国でよくされている飲み方だったようです。

その後ペーパードリップやネルドリップ、サイフォンなど様々な抽出方法が浸透し、より美味しいコーヒーを楽しむことが出来るようになりました。
エスプレッソに関しては、日本では広まったのは比較的つい最近のことです。

海外のコーヒー生産国でのコーヒーの飲み方も少しずつ変化しており、いつまでも浸漬式でコーヒーを飲んでいるわけではありません。
近い将来、消費国と同様に様々な抽出方法が生産国でも楽しまれるようになるかもしれませんね。