カフェインレスコーヒーって?
コーヒーの代名詞的な成分といえばカフェインです。
身体の基礎代謝を向上させたり、肝臓病防止や集中力の向上など様々な効能が発表されているカフェインですが、体質的にカフェインを飲むことの出来ない方や、妊婦の方などカフェイン摂取が望ましくない場合など、飲みたくてもコーヒーが飲めないということがあります。
先日、SNSでフォロワーとなっていただいている方と連絡しあっていた際に、体質的にカフェインが取れないということをお聞きしました。
メリットの多いカフェインですが、コーヒーを飲まれる方の体調や体質に合わせて、適切なコーヒーをおすすめしていく必要があるのだなと改めて認識しました。
カフェインの作用
私自身はコーヒーを飲むと軽く興奮している状態になり、活力が湧きます。
元々がのんびりした性格なので仕事をする際には丁度いいのですが、人によってカフェインの作用も個人差があります。
長くなりましたが、カフェインレスコーヒーというのは名前のごとく、カフェインを除去されたコーヒーの事です。
コーヒーに本来含まれている成分のカフェインを90%以上除去しているため、カフェインが苦手な方や妊婦の方がコーヒーを飲みたい、という場合にはカフェインレスコーヒーを選択されるといいでしょう。
文化・体質の違いがあるからでしょうが、欧米のほうがカフェインレスコーヒーの認知度は高いです。アジア圏では古くからお茶を飲む文化があり、カフェインへの耐性が強いからでしょう。
カフェインはゼロになっているの?
「カフェインレスコーヒーに含まれているカフェインは全く含まれていないのか」と言えば、厳密にはゼロにはなっていません。
「カフェインレスコーヒー」の基準は ”カフェイン90%以上除去 ”、となっています。
実際に販売されているカフェインレスコーヒーは95~97%以上カフェイン除去されているものが多く、カフェインのほとんどが無くなっていますが全く無いわけではありません。
カフェインの除去方法
カフェインはコーヒー生豆の状態で除去されます。
焙煎した後でカフェインを取り除くことは現時点では出来ませんので、原料の時点でカフェインを取り除く必要があります。
水を利用したカフェイン抽出方法
現在当店が扱っている生豆のカフェインの除去方法です。
コーヒー生豆とほぼ同じ成分(カフェイン以外)を含んだ水槽にコーヒー生豆を通して、コーヒー豆のカフェインを水槽にしみ出させます。
この工程を繰り返すことでコーヒー生豆からカフェインだけの成分を取り除いていきます。
二酸化炭素抽出
比較的新しいカフェイン除去方法です。
液体と気体の中間の状態を「超臨界」と呼ぶのですが、超臨界にコーヒー生豆を投入することでカフェインを取り除くことが出来ます。
日本では上記の水抽出か二酸化炭素抽出のカフェイン除去方法が主流です
昔は薬品を使用してカフェインを取り除くこともされていたようですが、健康面や環境面への影響を配慮され、現在日本では薬品でカフェインを除去したコーヒーは取扱いされておりません。
ゆう珈琲のコーヒー紹介
カフェインレスコーヒー(コロンビア)

- 商品名
- カフェインレスコーヒー コロンビア
- 販売価格
-
745円(税抜価格 690円)
- 内容量
- 100g