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コーヒー生豆についているシルバースキン

コーヒーチャフ

シルバースキン(コーヒーチャフ)について

今回はコーヒー生豆についているシルバースキン(薄皮)についてです。チャフなどとも呼ばれているものですね。

 

特に非水洗(アンウォッシュド、ナチュラル)式で精選されたコーヒー豆に多くついているようです。
チャフは、コーヒー生豆を焙煎していくことで生豆から剥がれていくのですが、焙煎を安定させるためには事前にシルバースキンを取り除いておく方が好ましいです。

 

大手企業の焙煎工場であれば生豆を異物除去する工程で石や木片などを取り除くのですが、その工程内に研磨機を設置し生豆の薄皮を取り除くことも出来ます。
ただし研磨機を使用しても完璧には取り除くことが出来るわけではなく、やはり焙煎工程で多くが取り除かれるようですね。

 

当店には大型の研磨機はありませんので、薄皮の度合いによっては焙煎初期の段階で取り除いていきます。
特に直火式焙煎機では、チャフが多すぎると焦げてしまうことが多いような気がします
(さすがに粉塵爆発することはありませんが)

 

シルバースキンが混入していると仕上がったコーヒーの味にも影響を与えますので、焙煎後も可能な限り取り除いていきます。

 

 

シルバースキン(チャフ)の利用方法

シルバースキンは焙煎の度に発生しますので、全てゴミとして処理していると相当な量になってしまいます。
しかし飲んで美味しいものでもありませんので使い方はある程度限られてきます。
コーヒーの抽出カスであればバイオ燃料などの取り組みをされている企業もありますが、薄皮ではそのような使い方も出来ません。

 

自然のものは土に返すのが一番ということで、当店では出来るだけ堆肥化して再利用するようにしています。
元々が焙煎の段階で脆くなっていますので、短時間で発酵分解されているようです。

 

コーヒーチャフ単独では水分も少なく、発酵が進みませんので家の生ゴミを混ぜた上で堆肥化を進めていくのですが、あまり詳しく書いていくとどんどん話が逸れてしまいますのでこの辺で終わっておきます。

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