様々な研究が行われているコーヒー
コーヒー豆は現在世界中で様々な研究が行われており、ガン予防や肥満防止など日常生活の中で嬉しい情報が発表されています。
薬ではありませんので飲んだからといって即効性があるものではありませんが、定期的にコーヒーを飲用することで防止効果は期待することが出来そうです。
過去には反対にコーヒーを飲むと体に悪いといった情報も流れていた時期もありますが、現在の研究ではコーヒーは体に良いと考えられています。
今回はコーヒーを飲むことによって得られるとされている、いくつかの効果をご紹介します。
コーヒー飲用で記憶力向上
コーヒーの代名詞的な栄養成分と言えばカフェインですよね。
アラビカ種のコーヒー、カネフォラ種のコーヒーのどちらにも含まれていますが、含有量が多いのはカネフォラ種のコーヒーです。
カネフォラ種コーヒーにはアラビカ種の2倍近くのカフェインが含まれています。
コーヒーの薬的な効果はこのカフェインの影響によるものが大きいと考えられています。
コーヒーで集中力アップ
カフェインには集中力を向上させる効果があります。
もう一つコーヒーに含まれている成分としてトリゴネリンという栄養分があります。
これは焙煎が深くなるにつれて少なくなると言われている成分ですが、脳に作用して記憶力が向上すると言われています。
コーヒーによる認知症予防効果に期待
高齢化に伴いまして認知症のお年寄りが増え続けています。
認知症はアルツハイマー型と脳血管症に大きくわかれますが、特にアルツハイマー型は短期記憶領域として重要な「海馬」の激しい萎縮が見られるのが特徴です。
脳の匂いを感じ取る部分と海馬は隣接しているので、癒やし効果のある香りを嗅ぐことで海馬も刺激され再生すると研究結果が出ており、コーヒーに含まれている成分や香りは認知症に対して効果があると考えられています。
なお、精神的な病気も海馬に由来する部分がある為、うつ病やストレスの軽減・予防にもコーヒーの香りは有効だと言われています。
アロマテラピー効果と同じですね。
コーヒーの香りは豆を挽く時に最も強く感じます。
焙煎されているコーヒー豆を専用のミルで粉にすることを「グラインド」といいますが、自分でコーヒー豆を挽くことによって香りを感じることが出来ます。
ちなみにこのアロマ効果がもっとも高いのはコロンビアのコーヒーです。ブレンドのベースとしてもよく使われるコロンビアコーヒーですが、このリラックスさせる香りが好まれるというの多用される理由の1つです。
集中力・記憶力アップで受験生にもおすすめ
記憶力の向上・集中力の増加などコーヒーに含まれている成分によって、脳に対しての良い効能を期待することが出来ますので、お年寄りに限らず試験勉強中の受験生にもオススメです。