コーヒー生産国の状況について(コーヒー相場近況)| ゆう珈琲

コーヒー生産国の状況について(コーヒー相場近況)

桜も綺麗に咲き始め、いよいよ春の訪れを実感します。
立春というと春の訪れを意味する言葉ですが、まだまだ寒い時期に言われますよね。
よく調べてみると寒さのピークに当たる部分を立春と呼ぶのだそうで、寒くても当たり前なのでしょう。

この時期は海外でのコーヒーの生産予想も色々と発表される時期なのです。
特に最大生産国のブラジルが輸入商社などから発表されることもあり、特に焙煎業者や投資家からも注目されている時期と言えるでしょう。

生産予想次第では今後のコーヒー価格が大きく変わるわけですから、注目されるのも当然ですね。

今年のコーヒー生産量はどのように予想するの?

さてポイントとなるコーヒーの生産量ですが、今の段階では実が付いているわけでもありません。
それにも関わらず各業者から生産予想が報じられるのはなぜでしょうか?
もちろんこのタイミングで報じられる数字は推測によるものでしかありません。
生産周期や各産地の降雨状況、肥料の有無や作付面積など私達が想像しているよりも非常に多岐にわたる内容に基づき分析が行われます。

特に注目されるのがコーヒーの花の開花状況です。
開花量を調査することにより、その年に収穫されるであろうコーヒー豆の重量を面積から逆算し全体の生産量を推測するわけです。

本年度のコーヒー生産量は?

ブラジルの情報を聞く限りでは不作年の裏作にはあたりますが、コーヒーの木のコンディション的には良いようです。
比較的多めの生産量を期待することが出来そうですが、収穫されるまで天候関係で何があるかわかりません。
順調に生産が進むことを祈るばかりです。
しかし改めて生産量の推移を見ていると、表作・裏作による変動はありますが基本的にブラジルの生産量は年々上昇傾向にあるのです。
例えば10年ほど前であれば表作でもブラジルのコーヒー生産量は4500万袋程でした。
もちろんそれでも凄まじい生産量なのですが、ここ数年は裏作でも5000万袋近くの生産量であり表作に関しては6000万袋を突破するほどの勢いです。

これだけ生産量が伸びているにも関わらず供給過剰にならないのはやはり消費量が年々伸びていることが大きいのでしょうね。
それぞれの輸入国も然りですが、ブラジル自体の消費量も年々増加しており世界的にコーヒーの消費量は右肩上がりにあります。

生産量予想の今後

現時点で報じられる生産数はあくまで推測の域を出ることはありません。
あまり一喜一憂するよりも産地状況を見極め冷静に判断することが大切です。

個人的には温暖化の影響で中米を中心に生産面で被害が表れ始めていることが心配です。
今後もコーヒー産業が安定して継続することを願っています。