コーヒーの美味しいコクについて

当店の味わいチャートの一つ、コクの数字ですが現在5段階で表現しているこの「コク」ですが、具体的にはどのような味わいだと思いますか?
よく「コク」「キレ」のような味わいの表現をされていますが、コクというのは酸味や苦味のようにわかりやすいものではなく、味の奥行きのようなものです。
コーヒーであればコーヒーを飲んだ際に口の奥に広がる味わいの質感ではないでしょうか?
私自身コクがあるコーヒー自体は好きで、系統的には中煎り以上〜深煎りのローストの深さのコーヒーを飲むことが多いです。
私はコーヒーを飲むときには基本的にブラックですが、砂糖やミルクを入れることを考えると、ある程度コクのある焙煎もしっかりしているコーヒー豆の方が相性がいいです。

当店でコクのあるブレンドコーヒー、ハウスブレンドについて

ハウスブレンドは当店のコーヒーの中でも珍しく焙煎が深めのコーヒー豆です。
やはりコーヒーを口に含んだ時には苦味も感じますが、コクを口全体で感じることが出来ますし後味もすっきりとしている人気商品の一つです。
まさに「コク」と「キレ」のあるコーヒーと言えるのではないでしょうか?
抽出方法とのレビューは改めて書こうと思いますが、どの抽出方法であっても美味しくコーヒー豆です。
特におすすめはペーパードリップとエスプレッソですね。

また更にコクの強さを求めるのであればダークローストもあります。
ハウスブレンドよりもコクがあり、エスプレッソコーヒーにもより適した味わいになっています。

コクのあるコーヒー豆について

コーヒー豆の味に奥行きを持たせるためには、ある程度の数をブレンドすることも必要になるはずです。
ブレンドする豆の種類が少なければ味は単調になりますし、反対に多すぎても味がぼやけてしまいます。
よくブレンドで使われているコーヒー豆の種類は3〜5種類程で、味わいのテーマを決めてコーヒーを作るためにはこのぐらいの数が適切なのかもしれません。
単品のコーヒー豆でコクが出ないというわけではありませんが、やはりブレンドコーヒーと比べると味の選択肢の幅が狭まることは間違いありません。
これはスペシャルティコーヒーであっても等しく言えることです。

海外では7種類以上のコーヒー豆をブレンドして一つのブレンドコーヒーを作る場合もあるそうです。
これは品質的に安定させることと、コスト面による都合もあるのでしょうが味わいの幅としては非常に広がったものになるはずです。

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