インスタントコーヒーではなく、コーヒー豆を買ってみたいけれど何を選べば良いのか分からない。
お世話になっている方にコーヒーを贈ろうと思うけれど、どれが選べば良いのか悩む。
このようにコーヒー−豆を選ばれる際に悩まれる方は多いのではないでしょうか。
好みのコーヒーを見つけ出す方法
先日「ワインの好みを知ることで、好みのコーヒーを知ることが出来る」という記事を見ました。
なるほどなぁと思いつつも、考えてみると結構当たり前のことなのかもしれません。
例えばフルーティな味のワインが好みな人だと、強い苦味のボディ感のコーヒーよりも浅めの焙煎で上品な酸味と風味のあるモカコーヒーやドミニカ プリンセサワイニーのようなコーヒーの方が抵抗が無いと思います。
最近では、「シングルオリジン」「スペシャルティコーヒー」がブームで、サードウェーブなどと言われています。
アメリカの流行が、日本では数年後にはやり始めるなどとも考えられており、スペシャルティコーヒーもアメリカでは日本に先駆けて流行していました。
スペシャルティコーヒーの世界ではコーヒーの味覚の表現をワインの言葉で評価します。
香りが特徴的であるモカコーヒーの場合ですと、『柑橘系のフルーティな香り』。ゲイシャコーヒーですと、「シトラスやハーブを思わせる香り」などと表現されることが多いです。
今までの『苦味があるコーヒー』、『香り豊かなコーヒー』など抽象的な感じのあったコーヒーの評価も、ワインのようにわかりやすく表現することで、コーヒーを飲んでいただく方に特徴をわかりやすく伝える手段になってきていると思います。
食べ物の好みはコーヒーの好みにも通じる
ワインを例に出しましたが、お酒を飲まない、好まない方も勿論いらっしゃると思います。
そういった方は日々の食事などを考えてみると良いかも知れません。
たとえば濃い味付けの料理を好む方であればコーヒーも濃いしっかりした味を好む方が多いです。
コーヒー豆は香りを引き立てる浅煎りよりも深煎りでしっかりとコクのあるものが良いでしょう。
他にも、確実なデータがあるわけではありませんが、頭をよく使う仕事の人や、よく煙草を吸う方は濃い苦味の強い味のコーヒーを好むという説もあります。
コーヒー豆と一口に言っても、コーヒー豆やコーヒー豆の生産地によって、酸味が強く感じられるもの、苦味が強いもの、中性的なもの、と様々ですので、どのコーヒー豆を買えば良いのか迷われたときは、自分の(贈り物であれば先様の)お好みをお店の方に伝えて相談していただくと良いと思います。
もちろん当店でもお受けいたしますので、迷われたときは是非ご相談ください。
ゆう珈琲で販売しているコーヒー豆をおおまかに分類してみますと、
しっかりとしたコクがあり苦味も感じられるコーヒーをお求めなら「ハウスブレンド」
コクはあっても苦味が控えめなのは「トミオフクダ ドライオンツリー」
紅茶がお好きな方や、香り高いコーヒーを好まれるのであれば「モカコーヒー」や「プリンセサワイニー」、奮発するなら「エスメラルダ・ゲイシャ」
クセの少ないマイルドな味わいなら「カリブマウンテン」や、王者「ブルーマウンテン」
がおすすめです。
迷われた際は参考にしてみてください。