コンビニエンスストア各社で一斉にコーヒーを取り扱い始めて数年経ちましたが、未だ勢いは衰えることなくコンビニの看板商品の1つとして定着しているように思います。
私自身もコンビニの店舗でコーヒーを扱ってほしいと考えたことはありますが、それはあくまで物販としての考えです。今回のようにその場で抽出する方法でコーヒーを販売するとは考えていなかったので、発売当時は驚きました。
まずは値段の安さが魅力の一つで、100円という手軽な値段で本格的なレギュラーコーヒーを楽しむことが出来ます。
安くても美味しくなければこれだけ流行になることは無かったのではないでしょうか。
セブンイレブンコーヒーの苦渋の道のり
コーヒー事業に参入して一気に成功したように見えるコンビニコーヒーですが、実はその成功の裏には膨大な時間を費やしています。
特に人気のあるセブンイレブンでコーヒーの取り扱いを考えたのはなんと1980年代のことだそうです。
機械的な問題やオペレーション的な課題などがあり本格的な参入にはなかなか至らなかったようです。
そこからトライアンドエラーを繰り返しながら2014年に爆発的なヒットに至ったわけですね。
まさに「継続は力なり」。
途中で挫折することなく挑戦し続けたことがついに実を結ぶこととなったわけです。
ローソンのマチカフェにてゲイシャコーヒーを発売
ローソンでは元々こだわりのコーヒーも取り扱いしていましたが、2017年にはエチオピア産ゲシャ地区のゲイシャを発売しました。
当店で扱っている「エスメラルダ・ゲイシャ」とは少し違いますが華やかな風味は健在です。
ゲイシャを飲んでみたいという方は一度試してみられる価値はあると思います。
たまに「ゲイシャ ゲイシャ」と思っている方がいらっしゃいますが、ゲシャ村のゲイシャということで「ゲシャ ゲイシャ」が正しいのでお間違いなく。
コーヒーを扱う店として当店も負けないように頑張らなければいけません。
原料の選定や焙煎技術を向上させることにより、「コーヒーの美味しさ」をより深く追求していき当店でしか飲めないコーヒーをお届けしていきたいと思います。