美味しいコーヒーを淹れるために大切な、コーヒー豆の挽きかた

美味しくコーヒーを淹れるために

美味しいコーヒーを飲むためには抽出前に挽くのがおすすめ

美味しいコーヒーを飲むためにこだわっていただきたいポイントの1つが粉砕工程(コーヒー豆を粉にする)です。
過去にも書いたと思いますが、コーヒー豆は3つの工程で香りが出ます。

 

 

焙煎するとき

一つ目が焙煎工程で、焙煎途中には強い香りが出ます。
抽出途中の香りとはまた異なるもので、強く芳ばしい香りがするのが特徴です。

 

 

粉にするとき

二つ目が粉砕工程の香りです。
焙煎したコーヒー豆をミルなどで粉に挽くときにも香りを放ちます
当店では、保存の観点からコーヒーを豆の形状で購入されることをお勧めしていますが、この粉に挽くときの香りの良さを是非感じて楽しんで頂きたいためでもあります。

*「華やかな香りを楽しむコーヒー」一覧

 

コーヒーを淹れるとき

三つ目が抽出工程での香りです。
粉砕した粉にお湯を注ぎ抽出していく工程でもコーヒーの香りを楽しむことが出来ます

 

コーヒーの香りを大きく感じることが出来るのはこの3工程です。

 

コーヒーの抽出液でも香りを楽しむことが出来るのですが、抽出時点の香りとはまた異なります。
これは香り成分が全て抽出したコーヒーに移るわけではないことから、このような現象が起こります。

 

 

コーヒーの味わいと粉砕の関係

そもそもコーヒー豆はなぜ抽出する際に粉砕するのでしょうか?
「粉砕しないと抽出されないから当たり前じゃないか」という声が聞こえてきそうですが、豆の状態でも抽出されないわけではないのです。(時間は相当かかりますが)

 

結論としては「粉砕しないと抽出出来ない」とほぼ同じことなのですが、コーヒー豆の表面積を小さくして抽出効率を高めるためですね。

 

ドリップでコーヒーを淹れる際はじめに30秒ほど蒸らしを行いますが、コーヒーの成分は、蒸らすことでコーヒー豆の表面に出てきた成分が、注がれたお湯に移動することによって抽出されていきます

 

この際に粉砕されていない豆の状態では表面積が大きいために抽出に時間がかかりすぎるわけです。

粉砕することで表面積が小さくなるにつれて短時間での抽出が可能になります。
ただし粒子が小さい程良いわけではありません

 

コーヒーは初めに旨みや甘みなどの成分が抽出され、あとから苦みや渋みが出てきます。
粉が細かくなるほどに苦みや渋みなどの味わいも抽出されやすくなりますので、美味しいコーヒーを飲む上では注意する必要があります。

 

 

とことん美味しいコーヒーを作りたい、という場合にはコーヒー豆を粗挽きにして粉の量を増やし、湯量を最適化していくと旨味が濃く雑味の無いコーヒーを淹れることが出来ます。

 

一度色々な条件で抽出して、自分にとって一番美味しいコーヒーの飲み方を見つけるのも面白いかもしれません。

ゆう珈琲のコーヒー紹介

スペシャルティ フローラルモカブレンド

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商品名
フローラルモカブレンド
販売価格

745円(税抜価格 690円)

内容量
100g
焙煎の種類
ミディアムロースト

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