ダッチコーヒーという名称を聞かれたことはありますか?
今ダッチコーヒーとはなんだろう、と思われた方もいるかもしれませんがダッチコーヒー自体は水出しコーヒーの事で別に珍しいものではありません。
水出しコーヒーでまろやかな味わいを楽しむ
ダッチとは「オランダの」などを意味しており、元々オランダ人が開発されたことが名前の由来なのですが、インドネシア産のカネフォラ種(ロブスタ種)がもつ特有の苦味を抑えるために開発されたと言われている抽出方法で、非常にまろやかな味わいを楽しむことの出来る抽出方法ですね。
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アルコールで水出し珈琲?
コーヒーとアルコールを組み合わせたコーヒーリキュールについては以前書かせていただいたことがありますね。
アルコールは抽出効率がいいため、豆の状態のままで入れておいても結構しっかりとコーヒーの成分が抽出されるのです。
私は昔日本酒で何回か試作品を作っていたことがありますが、日本酒の味とコーヒーの組み合わせがどうしてもうまくいかず失敗に終わりました。
しかし日本酒も色々な味わいのものが製品化されていますので、使用する日本酒とコーヒー豆の組み合わせによっては非常に素晴らしいものが出来るかもしれません。
コーヒー焼酎は以前からよく聞く飲み物ですが、どちらかというとコーヒーの味わいと喧嘩しない中性的な味わいの方が相性はいいのかもしれません。
少し話は逸れてしまいましたが、水の代わりにアルコールを使って水出し珈琲を作ると果たしてどうなるのでしょうか?
もちろんコーヒーは粉に挽いた状態で試します。
結果はだいたいわかりますよね。
コーヒーの成分が抽出されすぎるので、水出しコーヒーの利点が失われます。
水出しコーヒー独特のまろやかな風味というのは、やはり抽出効率の低い水で時間をかけて美味しい部分だけを抽出することから作られるわけですね。
【水出しコーヒー抽出器具】
【HARIO】ハリオ 水出しコーヒーポッド MCPN-14CBR 1000ml

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