ベトナムではコーヒーに卵を加えた独自の飲み物、その名も「エッグコーヒー」なるものがあるそうです。
恥ずかしながら今まで知らなかったので、試飲も兼ねて実際に作ってみました。
コーヒー+卵という異色ともいえる組み合わせで違和感のある組み合わせですが、事前情報によるとなかなか美味しいのだそうです。
ベトナムでは定番メニューとして飲まれています
日本ではあまり聞きなれないこの「エッグコーヒー」ですが、ベトナムでは定番メニューとして普通に飲まれているコーヒーメニューだそうです。
エッグコーヒーの内容は卵黄と練乳を混ぜて、ベトナムコーヒー(*1)を加えたものだそうです。
(*1)ベトナム式コーヒーの抽出器具で抽出されたコーヒーを指しています。
金属製の独自フィルターで抽出します。
内容だけ聞くとまるでスイーツでも作るような組み合わせですね。
甘味のある美味しそうな味わいを期待してしまいます。
家庭で実際に作ってみましょう
エッグコーヒーの作り方自体はそんなに特殊な工程はありませんので、手順を覚えれば家庭でも作ることが可能です。
もちろん普通にコーヒーを抽出するよりは手間はかかりますが、スイーツ感覚で楽しめそうです。
【準備する材料】
卵・・・2個(卵黄部分を使います)
練乳(大さじ1杯)
コーヒー
お好みで砂糖適量
1:最初は上に乗せる卵ソースの部分を作っていきます。
卵は黄身だけを使いますので、2個分準備したら練乳と混ぜていきます。
この時に出来るだけふんわりとするようにしっかりと泡立てることが美味しいエッグコーヒーを作るポイントです。
最初に黄身と練乳だけで作っていたのですが、泡立ちが悪く試しに砂糖を少し加えたところ泡立ちが改善しました。
泡が重要になるので最初か砂糖を加えておく方が良さそうです。
時間をかけてしっかりと泡を作っていきます。
2:続いてコーヒーを準備していきます。
ベトナム式コーヒー器具をお持ちの方は少ないと思いますので普通のドリップコーヒーで代用しましょう。
使用するカップは見た目を楽しむためにもぜひ透明な耐熱カップを使うことをおすすめします。
使用するコーヒーはやや苦めの強いコーヒーを使う方が、甘さとマッチして良さそうです。
3:抽出が終わればコーヒーに卵ソースをゆっくりと注いでいけば出来上がりです。
エッグコーヒーの味わいを楽しみましょう。
きっちりと泡立てすることが出来ていれば特に練習しなくても綺麗な二層のコーヒーが出来上がるはずです。
○残念ながら横広のカップを使ったために泡の高さが低いです。
細口カップの方が見た目的に良さそうです。
エッグコーヒーを飲んでみた感想
「飲むヨーグルト」ならぬ、「飲むプリン」という印象ですね。
プリン程の甘さはありませんが、まるでスウィーツのように美味しくいただくことができました。
上部の卵ソース部分はフワフワな食感の中に甘味がありそれだけでも十分美味しいです。
そこにコーヒーを適量混ぜながら食べることで甘味と苦味の絶妙な組み合わせを楽しむことが出来ます。
コーヒーはプリンで言うところのカラメルソースのような役割のような印象ですね。
手軽な自家製スウィーツとしてぜひお試しください。
混ぜるとカフェ・オ・レのようなコーヒー主体の味わいになり印象が大きく変わります。
エッグコーヒーにおすすめのコーヒー豆
エッグコーヒーの卵ソース部分との味わいの相性を考えると、コーヒーはある程度苦味のしっかりとしたものが向いておりハウスブレンドやダークローストブレンドが適しています。
ペーパードリップで作るのもいいですが、エスプレッソコーヒーで作ってもまた違うエッグコーヒーの味わいを楽しむことが出来そうです。