ドミニカ プリンセサワイニー

私の好きなコーヒー

アルフレッド・ディアス氏
ドミニカプリンセサワイニーは私が大好きなコーヒーの一つです。

ドミニカ共和国はカリブ海にある国の一つです。
「カリブ海」という言葉の響き、いいですよね。とても海が綺麗なイメージがあります。
残念ながら行ったことはありませんが。

 

ドミニカプリンセサワイニーはそんなカリブ海で作られているコーヒーの一つです。
農園主のアルフレド・ディアスさんが誠意をもってコーヒー栽培をされています。

 

 

水洗式精選と非水洗式精選

ドミニカ共和国産のコーヒーは基本的に全て水洗式(ウォッシュド)で精選されてつくられています。

非水洗式(ナチュラル)はコーヒー豆の乾燥に時間が掛かるため、ブラジルのように乾季と雨季がはっきり分かれている地域に適しており、「コーヒー豆乾燥中に雨が降るリスク」がある中米やカリブ海などでは水洗式(ウォッシュド)精選方法が主流となるのです。

 

 

水洗式で精選されたコーヒーは水分の多い果肉が除去されますので、乾燥にかかる時間をそれだけ短縮させることが可能です。

 

 

有名なジャマイカのブルーマウンテンや、当店でも販売しているドミニカのカリブマウンテンなど、カリブ海の国々で生産されているコーヒーはクセが少ない中性的な味わいで非常に飲みやすい、広く好まれる味わいです。

 

 

しかし同じカリブ海のコーヒーでありながら、プリンセサワイニーは非水洗式(ナチュラル:果肉がついたままの状態で乾燥させる)という精選方法です。

 

 

乾燥途中で雨が降ると、せっかく収穫したコーヒーチェリーにダメージが出るかもしれません。
カリブ海で非水洗式のコーヒーを作るということはそれだけこだわりとリスクを持って作られているということです。

 

 

これこそ”スペシャルティコーヒー”!

非水洗で精選されたこのドミニカ プリンセサワイニーは私の持っているコーヒーのイメージを良い意味で大きく裏切ってくれました。

 

粉に挽いた時点で既に香りが全く異なります。

花のようなやや強めの良い香りが広がります

 

また実際に飲むと、フルーツワインのような上品な酸味と風味。また甘味を感じる後味が特徴的です。

 

 

私の中で「これぞまさにスペシャルティ!」と感じ即原料を買い付けしました。

 

 

しかし実際に何人かに飲んでもらうと評価が人によって様々です。

特徴的であるが故に、一般的なコーヒーとは一味違ったこの風味は受け入れられないことがあるようです。

 

やはりコーヒーも嗜好品ですので、ある程度は仕方ないですね。
私の中では、休日の朝などにいつもと違うコーヒーをぜひ楽しんでいただきたいと思っています。
毎日飲む種類のコーヒーとはまた違う、特別な時に楽しんでいただくようなタイプのコーヒーなのかなと個人的には思っています。

 

ちなみに非水洗か水洗式かというのは味覚面でも違いがはっきり表れます。
特にモカコーヒーがわかりやすいのですが、それはまた次の機会に書こうと思います。

 

 

ドミニカ プリンセサワイニー

プリンセサワイニー 100g

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