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コーヒー生豆の通信販売は難しい

コーヒーアロマ

コーヒー生豆を販売しているサイト

当店 ゆう珈琲もそうですが、コーヒー通販のサイトを見ていると焙煎豆を販売されているお店は多いですが、コーヒー生豆を販売しているお店は非常に少ないです。

 

私は個人的にフライパン型の小型焙煎機を持っているので自宅でコーヒー豆を焙煎することがあるのですが、コーヒーは焙煎する際にはっきりとした香りを放ちます。

 

 

自家焙煎のお店などでかぐわしいコーヒーの香りを感じたことがある方も多くおられると思いますが、コーヒー焙煎時の香りは非常に強く特徴的です。

 

 

コーヒーの香り

コーヒーは主に三段階で香りを放ちます。

 

コーヒーを焙煎する際。

コーヒーを粉砕する(コーヒーを粉に挽くとき)際。

それとコーヒーを抽出する(コーヒーを淹れる)際です。

 

基本的に家庭で生豆を購入することは出来ないため、粉砕時・抽出時の香りを楽しむことになるわけです。

しかしなぜ生豆を販売しているサイトは少ないのでしょうか?

生豆販売が難しい理由:衛生問題

コーヒー生豆はブラジルやコロンビアなど生産国で収穫された後、麻袋に袋詰されて消費国に輸出されます。

 

麻袋は通気性の高いもので密封性もありませんし、コーヒー生豆も乾燥工程では直接地面に敷くなどの方法で精選されます。
特に衛生面に気をつかっている私達日本人からみれば、お世辞にも衛生的とは言えないでしょう。

 

 

通信販売を行う際にはもちろん衛生上の問題をクリアする必要があるのですが、コーヒー生豆はおそらくその基準をクリアすることが難しいのでしょう。

 

 

焙煎工程では200度以上の高温状態

コーヒー生豆を焙煎する際は200度以上の高温となります。それほどの高温ですので殺菌できることはもちろん、万が一残留農薬があっても揮発すると言われています。ですので、焙煎したコーヒー豆を売る分には問題ありません。

 

しかし、同じだけの衛生基準をコーヒー生豆に求めると難しいのが現状です。

 

個人的にはなんらかの方法で焙煎前の生豆もお売りし、ぜひコーヒーを焙煎する時の香りを愉しんでいただきたいなと考えています。

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