春の快適な時期は短く、段々と暑くなってきたなと感じます。
夏の前に梅雨がやってきますが、気温も高くなってきておりアイスコーヒーが飲みたくなるのではないかと思います。
アイスコーヒーといえばスーパーなどで販売されている紙パックやペットボトルを飲んでいる方も多いのではないでしょうか?
それらも悪くないですが少しこだわって、自分が好きな珈琲豆を使って 自分で作ったアイスコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか?
好みの豆を選択することも出来ますし、鮮度も抜群です!
アイスコーヒーを作るのが大変そうと心配に感じるかもしれませんが、ホットコーヒーを淹れるのと手順的には大きく変わりませんので心配要りません。
色々な方法がありますが割と手軽に出来る急冷式アイスコーヒーの作り方についてご紹介させていただこうと思います。
抽出直後に氷で冷やす方法
濃く抽出したコーヒーを氷で一気に冷やす作り方です。
氷がコーヒーの温度で溶けますので、その分量を逆算して注ぐお湯を調整する必要があります。
あくまで一例ですが、4杯分(1杯130ccとして520ccとします)のアイスコーヒーを淹れたいとすると、分量は以下のような感じです。
- サーバーの半分(260cc)まで氷を入れておく
- コーヒーの粉は4杯分使う
- お湯は520cc – 氷(260cc) = 260cc 注ぐ
抽出する際にサーバーへ氷を約半分入れたのであれば、コーヒーの粉は4杯分使い抽出量自体は氷を差し引いた残り半分の260cc程になるように調整します。
味を濃くするのであればコーヒーの量を増やす。または氷の量を少なくすることで調整できます。
ただし、氷の量を減らせば当然温度は下がりにくくなります。
ドリップ直後のコーヒーは氷に直接触れることで急速に冷やされ、氷が溶けていくことから濃さが丁度良くなるのです。
この抽出方法は分量の計算が少し面倒ですが、何回か実際に抽出して慣れてしまえば特に不便に感じることはありません。
急速に冷やすことが出来ますので、抽出してから時間を置くこと無く短時間でアイスコーヒーを楽しむことが出来ます。
抽出直後に氷で冷やされているとはいえ、そのまま飲むには少し暖かく感じるかもしれませんが、グラスにも氷を入れることで、一層冷やされて美味しいアイスコーヒーを味わうことが出来ます。
ポイントは抽出液と氷の分量調整ですね。
【関連動画】
美味しいアイスコーヒーの作り方
抽出後にサーバーごと氷で冷やす方法
こちらは普通にコーヒーを淹れてから、サーバーごと氷を張った水に入れて冷やす方法です。
時間をかけて十分に温度が下がれば冷蔵庫に入れることも可能です。
この方法は先ほどと違って普通に淹れたコーヒーを急冷するので、氷が溶ける量などを気にすること無いという手軽さがある一方で、温度が下がるまで少し時間が必要というデメリットもあります。
抽出液の濃度を一定に保つのも容易です。
どちらの抽出方法が優れているということはありませんので、お好みで選択されるといいでしょう。
他にも水出しコーヒーという選択肢もありますが、それはまた次回にご紹介させていただきますね。
近日中に当店でも製品化することが出来ると思います。
当店でおすすめのアイス用のコーヒー豆
当店ではアイスコーヒー用に独自配合したコーヒー豆を2種類ご用意しています。
まずは力強い味わいのスタンダードタイプのアイスコーヒー。
https://you-coffee.net/icedcoffee/
このコーヒーはしっかりとした苦味があり、ガムシロップやコーヒーフレッシュとの相性も良いコーヒー豆です。
もうひとつはアラビカ種だけをブレンドしたアイスコーヒー用のブレンドコーヒーです。
苦味についてはアイスブレンドよりもやや軽めなのですが、雑味の少ない上質な味わいのあるコーヒー豆ですね。
ただしこれらのコーヒー豆を使わないとアイスコーヒーは作れないというわけではありません。
焙煎が深めのコーヒー豆であればアイスコーヒーに適した味わいになりますので、ハウスブレンドやダークローストブレンドもアイスコーヒーに向いています。
またシングルオリジンのコーヒー豆の中では、有機栽培豆のペルーティアラが焙煎も深めですね。
色々なコーヒー豆を試してみて、お気に入りの一杯を見つけてみてはいかがでしょう。