梅雨に入り体調の崩しやすい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか?
気持ちも晴れやかになりにくい梅雨時期ではありますが、美味しいコーヒーを飲んでリフレッシュしていきたいものです。
コーヒーの収穫も6月前後にされていることが多く、この時期は生産国からのスペシャルティコーヒーのニュークロップサンプルが多く届くタイミングです。
生豆のままサンプルをいただくこともあれば、抽出液の状態で飲み比べるカッピング会で試飲させていただくこともあるのですが今年は時間がなかなか取れないこともあり残念ながら試飲会にはあまり参加出来ていません。
気が付けばエスメラルダ・ゲイシャの試飲会も終わっており非常に残念です。
試飲会で飲むことが出来るのはスペシャルティコーヒーの中でも、高得点を記録しているカップオブエクセレンスなどオークションで取引されるコーヒー豆です。
数が限られていることもあり入手は難しいのですが、非常に素晴らしい風味を持つコーヒー豆です。
コーヒーのニュークロップとは
コーヒーのニュークロップというのは、いわゆる新物のコーヒー豆です。
収穫されてから一年間以内のコーヒー豆のことが「ニュークロップ」と呼ばれています。
水分量もあり生豆の色が濃いのが特徴の一つですが、一方で生産後数年経過したコーヒー生豆を好んで使う方もおられますので、一概にニュークロップが優れているというものでもありません。
味に尖った特徴のあるコーヒー生豆も時間経過で落ち着いて飲みやすい風味になることもあります。
この辺りもコーヒーの面白さの一つかもしれません。
実際にコーヒーを飲むことの大切さ
スペシャルティコーヒーのコーヒー豆のサンプルをいただく際、資料などに味覚特徴や精選方法など細かく記載されていますが、どれだけ優れたコーヒー豆でも文章だけで味を理解することは想像以上に難しいものです。
私もコーヒー豆をインターネット通販で取り扱うにあたりまして、味わいを文章で表現することが多いですが実際の味を文章で表現しようとすると完全に伝えきることは非常に難しいと痛感しています。
やはり実際にコーヒーの味を正確に知るためには実際に飲むことが一番大切なのです。
当店で取扱いしていますドミニカ共和国産のプリンセサ・ワイニーも実際に試飲させていただくことによりその個性的な特徴を知ることが出来ました。

そういったこともありお好みの味を見つけるためには、まずお試しセットを飲んでいただき色々な味わいを比較していただきたいと考えています。
粉に挽く手間はありますが香りを最大限楽しむためにもぜひ豆で購入していただき、飲む前に粉に挽いていただきたいと思います。
9月末にはSCAJも開催されます
毎年の恒例ですが9月末には東京ビッグサイトでスペシャルティコーヒーの祭典、SCAJの展示会も開催されます。
多くの生産者の方も出展されている年に一回のイベントなので出来るだけ参加していと思っています。
生産国のブースだけでなくコーヒーの競技会も同じ会場で開催されていますので、ご興味のある方はぜひ訪問されてはいかがでしょう。