スポンサーリンク

コーヒーも農作物です。 【育てる苦労】

Ts氏の家庭菜園

家庭菜園の収穫
あまり関係ありませんが、私も自宅では家庭菜園を3年程前から始めました。
主にトマトで、最初は苗を植えて水を与えていれば勝手に大きくなる程度の気持ちで育てていたのですが、やっていくにつれて問題点が幾つも出てきました。

 

土が乾燥してしまう

まずは水やりをしても、土がすぐに乾いてしまいます。

また栄養分の関係か、なかなか実が大きくならず、色もつきませんでした。

色々調べると古くなって使われていない土だと土が枯れており栄養分が無く、また保水性が無くなるため、すぐに乾燥してしまうのだそうです。

 

自家製の堆肥作りに挑戦

保水性をよくするためには腐葉土を混ぜ込むと良いということを知り、枯葉を早速近所の山へ取りに行きましたが、ここでまた失敗することになります。

枯葉を混ぜたらいいと思って、土に散布したのですがどうもうまく効果がありません
よく考えれば当たり前なのですが、腐葉土というのは枯葉は枝が長年蓄積され、分解されたものです。枯葉そのものではありません。

 

また、抜いた雑草を苗の近くに敷いておくと緑マルチになり栄養分の補充になると聞き試してみましたが、結果ダンゴ虫の大群を呼び寄せる結果となりました。

 

 

色々試してみた結果、

腐葉土は落ち葉を微生物の力により発酵分解させたもので、土壌改良に効果がある。
栄養分の補給が要るが、市販の肥料を買いたくない。(自然のものを使いたい)

 

という理由から生ごみや落ち葉などから自家製堆肥を作ることにしました。
これも最初の内はトライアンドエラーの繰り返しです。
失敗するとすぐ虫が出てきたり異臭がしたり、奥さんに怒られそうな事ばかり起きます。

 

 

何度か失敗して虫の発生しにくいであろう現在の方法にたどり着きました。

 

蓋つきバケツ2つと通気性の良い容器を利用して行う方法で、嫌気性発酵で一次発酵PHを酸性に向かわせ有機物を分解しやすい状態にしたうえで、空気に触れさせPHをアルカリ性に。一気に有機物を分解していきます。 *詳しく書くと長くなるので割愛します。

自家製堆肥

自家製堆肥を使うようになってから土が乾燥していることは無くなり、植物も元気に育っています。

 

 

コーヒー農園でも自家製堆肥作り

コーヒー農園でも似たような取組みがされています。

やはり肥料を買うにもお金が要りますので、コーヒーチェリーなどを有機分解させ肥料成分として使っているのです。

 

コーヒーの樹は大きな割に意外と取れるコーヒーの量は少ないのです。
なんとコーヒーの樹一本から500g前後の生豆しか取れません。

 

またコーヒーの樹は植えて収穫できるまで3年間はかかりますのでその労力は相当なものです。

それにコーヒーも農作物ですので、当然天気や病害虫、地理的条件などから大きな影響を受けます。

 

普段あまり意識せずに飲んでいるコーヒーですが、生産に関わる多くの人たちの努力によって日本国内に輸入されてきているわけですね。

タイトルとURLをコピーしました